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実用英語技能検定(じつようえいごぎのうけんてい)は、公益財団法人日本英語検定協会 (Eiken Foundation of Japan) が実施する英語技能の検定である。一般に英語検定または英検と呼ばれる。
英語に関連する検定としては日本では最も長く行われている。2014年度の志願者数は実用英語技能検定、英検 Jr.、英検IBAを合わせて約263万人となっている。志願者の割合は、中学校と高等学校の生徒が約7割となっている。
2015年11月現在、一次試験の回答方法は4肢選択を基本としており、準1級および1級では英作文が含まれる。3級〜1級では二次試験として英語による面接試験がある。
また、読むこと、聞くこと、話すこと、書くことの4つの技能について、各級の合格者がどの程度自信を持って活用できるのかをリストにした「英検Can-doリスト」が用意される。
高等学校、大学、大学院などでは、取得級に応じて合格判定で優先されたり、内申点に加算される優遇措置の他、入学後に英語科目の単位として認定されることがある。。
1級の合格者は、「通訳案内士試験」の筆記試験のうち「外国語(英語)」が免除される。準2級〜1級の取得者は、「高等学校卒業程度認定試験」の試験科目「英語」が免除となる。
英検を留学資格として利用する場合は、合格証明書の発効日より2年間有効であり、また出願先が独自に有効期間を設けている場合がある[9]。留学以外の目的では取得した資格は半永久的に利用できる。